ばいあぐら

男性の勃起力をサポートしてくれるばいあぐら

ばいあぐら(Viagra)は、勃起不全で悩んでいる男性のためのお薬です。

 

 

このお薬は、アメリカの製薬会社であるファイザー(Pfizer)社が製造および販売をしています。

 

 

最初は、アメリカで狭心症の治療のために開発がされていたお薬だったのですが、男性の勃起力の回復にも良い効果が得られることが発見され、現在ではED治療薬としても利用されるようになっているのです。

 

 

現時点で、このばいあぐらを利用している男性は、世界中に何千万人もいると言われています。

 

 

日本国内でも、1999年に解禁されて以降、多くの人が利用している薬となっています。

 

 

その数は、150万とも200万人とも推測されています。

 

 

このばいあぐらの有効成分は、「シルデナフィル」です。

 

 

シルデナフィルには、体内の血流を改善してくれる効果があると言われています。

 

 

その効果によって男性器に十分な血液が行き渡り、勃起を促進してくれるのです。

 

 

薬を服用してから、約1時間程度でその効果が現れ始めます。

 

 

空腹の状態で服用するとより速く効果が現れやすいと言われており、30分程度で効き目が出てくることもあります。

 

 

より高い効果を期待するのであれば、満腹の状態よりもある程度空腹の状態で服用するのがベストです。

 

 

ただ、効果が現れる時間に関しては個人差も大きいです。

 

 

目安は30分から60分程度だと考えた方がよいでしょう。

 

一時的の勃起力をサポートしてくれるED薬

ばいあぐらを服用することによって、長時間にわたって勃起力を維持することが可能になります。

 

 

薬の持続時間は、約4時間から6時間となっています。

 

 

この持続時間に関しても、個人差があります。

 

 

ちなみに、この薬は勃起不全を根本から治療することを目的としているのではなく、一時的に勃起力を高めるためのお薬です。

 

 

薬の効き目がなくなってしまうと勃起力も落ちてしまいますので、薬を服用するタイミングをよく見計らう必要があります。

 

 

なお、このばいあぐらは保険の適用とはなっていません。

 

 

そのため、購入の際には全額自己負担となります。

 

 

病院やクリニックでの診察代なども含めると、費用は5千円から数万円程度のなる場合が多いようです。

 

 

個人輸入で購入すれば費用が安くなることもありますが、この薬には副作用もありますから、服用前に医師にキチンと相談しておくことが大切です。

 

 

報告例が多い副作用としては、眩暈、ほてり、鼻水、頭痛などがあります。

 

 

薬の飲み合せによっては深刻な副作用が起こることもありますから、医師の指示に従うようにしてください。

 

世界初のED薬それがばいあぐらです

ばいあぐら、世界中で広く知られたED薬で、アメリカにあるファイザー社から世界初として1998年に発売されました。

 

 

翌年からは日本でも販売されるようになりましたが、多くの男性の悲願とは別にドラッグストアや薬局での販売は出来ませんでした。

 

 

病院へ行き、お医者さんから処方箋をもらうことで、手に入るようになったのです。

 

 

このばいあぐらの服用は、成人であれば1回に25mg、もしくは50mgの量とします。

 

 

性行為をする約1時間ほど前に服用することになるのですが、この時、満腹では効き目が薄くなってしまいます。

 

 

そんなことから食後すぐの服用は、お控えください。

 

 

また高齢の人などや肝臓や腎臓に障害があるような人は、25gmを使用する指導がなされています。

 

 

このため、海外からの個人輸入代行者から購入されている方には、十分な注意が必要になって来ます。

 

 

特に輸入代行者からの購入は、非正規品の場合も多くありますので、十分な注意が必要です。

 

 

知らずに服用を続けることが、身体を危険な状態に持って行くことになりますので、一度病院へ行き、医者と相談されることをお薦めします。

 

 

また服用に際しては、1日1回とすることで、最初の服用から次回の服用まで24時間以上とする必要があります。

 

服用における注意点

毎日の性行為のため、毎日服用することも出来るのですが、出来れば間隔を作っての服用が身体にも良いとされています。

 

 

ばいあぐらの服用で問題になって来るのが、中年以降の男性が多いことです。

 

 

これらの男性の多くは、なにかしらの病気を持っていることが多いと考えられます。

 

 

それは生活習慣病のような心臓系や血圧系や内臓疾患などです。

 

 

このような病気を持っている人は、必ず医師に報告し相談する必要があります。

 

 

薬が欲しいために、自分の持っている病気を隠してまでもらうとなると、更に健康被害が加わることになり、危険な状態にもなりかねませんので、必ず本当の報告をするようにしましょう。

 

 

心臓病とか脳梗塞、脳溢血などの病気から性行為が危険と判断される人も処方出来ないことになっています。

 

 

更に血圧が低い人なども服用が出来ないことがありますので、注意が必要になります。

 

 

ばいあぐらも発売されてから、かなり時間が経ち、ED薬にも研究が進みました。

 

 

その結果、レビトラとかシアリスといった効果が持続したり、食事に関係なく服用が出来る薬も販売されるようになりました。

 

 

ですがED薬としてその名は、現在でも一番と言って良いのです。

 

ED治療の常識を変えたバイアグラ

EDは、ErectileDysfunctionを略した言葉です。

 

 

日本の医療機関では、男性の勃起機能の低下を指して勃起不全と呼びますが、EDと勃起不全は同一の症状を指す名称と考えて間違いはありません。

 

 

ただ、その症状の出方は軽度のものから重度のものまで様々であり、原因も様々なものが考えられるとされています。

 

 

ですので、状態や原因に応じて対処法が違って来ます。

 

 

さて、EDは以前はインポテンツと呼ばれていました。

 

 

しかし、バイアグラという画期的な医薬品がED治療薬と銘打って販売された事をきっかけに、EDという言葉がメジャーなものになっていったのです。

 

 

症状に対する名称の認識を変えるほどに、このED治療薬の発売はセンセーショナルなものでした。

 

 

それまでは、EDの症状に効果のある医薬品は存在しませんでしたし、EDの治療法と言えば、ペニスに注射を打ったり、陰圧を使ってペニスに血流を流し込んだりと、大変手間のかかるものだったのです。

 

 

ですので、画期的な経口医薬品として登場したバイアグラは、品薄が続くほどの大ヒット商品となりました。

 

 

また、偽物が出回ったり、禁忌薬と併用して死者が出るなどの社会現象も巻き起こしたのです。

 

 

そんなセンセーショナルな医薬品であるバイアグラは、現在でもクリニックなどで頻繁に処方されています。

 

シルデナフィルPDE5阻害薬

ここで、その薬効について簡単に説明したいと思います。

 

 

バイアグラは、男性に性的興奮を感じさせる様な効果がある医薬品ではありません。

 

 

このED治療薬の主成分であるシルデナフィルは、PDE5という酵素の働きを阻害する事からPDE5阻害薬と呼ばれており、この効果によって、男性が性的興奮を感じた時にペニスが硬く勃起するのをサポートしてくれるのです。

 

 

PDE5は、cGMPという神経伝達物質を分解する働きを持つ酵素で、健康な男性のペニス内にも存在しています。

 

 

cGMPはペニスを勃起させる働きがあり、PDE5はcGMPを分解して勃起を収束させる働きを持っているのです。

 

 

ただ、EDの症状を持っている方は、cGMPの生成が少なくなっています。

 

 

これにより、PDE5の働きが強くなり過ぎて、勃起が起こり難くなっているのです。

 

 

前述の通り、シルデナフィルはPDE5を阻害する働きがあります。

 

 

これによりcGMPが活躍出来る状態にし、勃起を起こりやすくするのが、バイアグラがEDを改善出来る仕組みです。

 

 

こうした仕組みを見る限り、ED治療薬に危険な点は見られません。

 

 

ただ、あくまで医薬品であり、使用禁忌はあるので、日本国内では医師の処方箋無しでは入手出来ない様になっています。